高校において、3年間の皆勤賞は卒業時に大きく讃えられます。
でも、そんなに皆勤賞は価値のあるものなのでしょうか?
皆勤賞について考えてみます。
進学や就職に有利?
高校において進学や就職に有利に働く事があります。
特に就職に有利です。
企業は従業員に休まれると困ります。
高校生の皆勤賞は採用するのには良い条件なのでしょう。
企業の買い手市場の時は、欠席数が10日を超えると
応募できないような時もありました。
最近はは多少欠席が多くても
「やる気があれば大丈夫です。」
と企業の方からいわれる事が多いです。
休暇を取得させる事は上司の義務
最近は有給休暇を取得するように推奨されています。
部下が休暇を取得する事が
上司の勤務評価にも繋がる時代です。
企業自体も休暇を取得する事ができる企業が評価される時代です。
計画的に休暇を取得出来る人が有能な人
休暇を取得する事ができる人は有能な人です。
仕事は一人で行っているわけではありません。
人との関係の上で成立します。
休暇を取得して他人に迷惑をかけてはいけません。
仕事ができない人は、休みを取得すると他人に迷惑をかけてしまいます。
他人に迷惑をかけずに計画的に休暇を取得できる人は
有能な人だというわけです。
最後に
就職をすると計画的に休暇を取得できる人が能力のある人であり
求められる人材です。
いまだに高校の現場では
皆勤である事が良いこととされています。
勿論、非常に素晴らしいことです。
しかし、その見方だけではこれからの未来は語れません。
学校の常識が社会の非常識であることもあります。
「皆勤賞」だけでなく、学校独自のものの見方を見直す時期に来ている気がします。