先日、休みの日の夕方、テレビを付けた時
その日初めてテレビのスイッチを入れた事に気が付きました。
最近、ほとんどテレビを見なくなりました。
この事について書きます。
以前は一日中テレビが付いていた
私が子供の頃、テレビを見る時間を制限されていました。
我が家は1日1時間しかテレビを見せてもらえませんでした。
友達が見ている番組を見ることが出来ないこともありました。
その反動からか
大人になってからは朝起きたら
まず一番にテレビのスイッチを入れるという生活がしばらく続きました。
しかし、現在はほとんどテレビを見ません。
我が家の子供達も全くと言って良いほど見ません。
びっくりするくらいです。
テレビゲーム
私が小さい頃、テレビを見る他にテレビゲームをして過ごしていました。
我が家はテレビゲームは買ってくれたものの
時間制限がありました。
テレビゲームは「テレビ」という家族との共有物を使用します。
自動的に時間が制限されるます。
巨人戦があればテレビゲームは出来ません。
延長戦になるとテレビ放映も延長です。
そんな時代でした。
私は野球観戦が大好きでしたので、問題ありませんでしたが.....
電話
友達や恋人と連絡をとる手段は、一家に一台の電話でした。
友達に連絡するのにも、取り次いでもらう必要があります。
結構、緊張感がありました。
恋人に連絡するならその緊張は最高潮でした。
長電話は怒られました。
でも隙を見ては電話をしていました。
電話も娯楽といえば娯楽でした。
レンタルビデオ、DVD
レンタルビデオを借りてきて映画を見ることもありました。
わざわざ映画館に行かなくても映画を見ることが出来ます。
ロードショウ期間でなくても映画を見られます。
ロードショウを見逃してもレンタルビデオがあるので心配なし。
便利になったなと思いました。
DVDになると画質や音質が良くなりました。
頭出しも簡単で、非常に便利です。
ビデオよりDVDの方が小さくてコンパクトです。
しかし、そのDVDも借りる事は、最近めっきり少なくなりました。
Amazonプライム、Hulu、Netflixなど便利なものがあります。
テレビのように番組放映の時間が決まっていません。
自分で自分の好きなものを好きなときに好きなだけ見られます。
録画したビデオも見なくなった
ビデオのハードディスクの容量が大きくなりました。
長時間の録画が可能になりました。
コマーシャルもボタン一つで飛ばせます。
好きな番組を録画予約できます。
便利です。
でも、録画した番組すら見なくなりました。
我が家だけでしょうか。
スマートフォンの時代
これら全てのことがスマートフォン1台で解決します。
最近はYouTubeがあり、娯楽としてだけではなく
教養的なものまでカバーしています。
出始めの頃、私は何が面白いのだろうと思った記憶があります。
それが
私より先に、子供達が見始めました。
最近は私もYouTubeをかなり見るようになりました。
調べごとはググルだけでなく、YouTubeで調べることも結構あります。
SNSもあります。
ゲームもできます。
スマートフォン一つで世界と繋がります。
もちろん読書だってできます。
このブログも然りです。
最後に
これだけテレビに変わるものが出てきており
それらのほぼ全てがスマートフォン1台で解決する時代です。
しかも一人一台の時代です。
家族の団欒の場でなくても、各自の部屋でも利用できます。
便利です。
しかし、だからこそ依存症の問題が出てきます。
テレビを見なくなることは私達の生活様式が変化していることです。
スマートフォンの活用の仕方は注意が必要なのかもしれません。
自動車が発明され、私達の生活が便利になったのと同時に
交通事故や空気汚染の問題などが発生しました。
私たちはその都度対応してきました。
このことは何にでもいえることです。
最近、テレビを見なくなり
ふと我に帰った時に考えたことです。