デジタル技術を活用することにより、ものづくりや流通も変化してきています。
オーダースーツといえば、高級感を持つ言葉でした。
しかし、セミオーダーならば手軽に、しかも安く買えるものになりました。
そもそも、オーダーだった製品が、大量生産を行うようになり、同じ規格で安く商品を提供するというビジネスモデルに変化しました。
さらに変化し、D2Cを利用することにより、個別最適化されたオーダーへと原点回帰しています。
D2Cのビジネスモデルの流れは、教育を変えるのでしょうか?
D2Cのビジネスモデルとは
D2Cとは【 Direct to Consumer 】 のことで、メーカーが自社で企画・製造した商品を、自社のECサイトを用いて中間流通を介さずに直接消費者に販売する仕組みのことで、直接販売のひとつです。
knotという腕時計であったり、SAKE100(サケハンドレッド) という日本酒であったり、多くの日本のサービスも出てきています。
これから、もっと多くのサービスが出てくるのでしょう。
ハイヒールもD2Cでセミオーダーの時代に
様々なビジネスモデルがD2Cの世界で生まれる中で、ハイヒールもD2Cでセミオーダーできる時代になったそうです。
gaugeというブランドは、なんと138万通りのオーダーができるそうです。
私はハイヒールを履いたことはありませんが、ハイヒールは足に負担がかかるんですよね。
人によって足の形は異なりますし、右と左でも違います。
自分にあった一足が欲しいというときに需要がありそうです。
D2Cのビジネスモデルの流れは、教育を変えるか?
大学ではミネルバ大学や通信制の高校のN高が注目を集めています。
いずれもインターネットを活用し教育を提供したものになっています。
これらの形態とD2Cは直接関係ないかもしれません。
しかし、インターネットを用いていることは共通しています。
これから5Gによるサービスが展開される中、ビジネスはもちろんのこと、教育も大きく変わるのではないでしょうか。
その大きな波の一つはYouTubeです。
教育系のチャンネルは今でこそ、個人で運営されているものが多いと思います。
これが複数で事業化されるならば、教育も大きく変わりそうです。
特に、通信制高校の需要は大きくなりそうです。
現在は、教育といえば、みんなで集まり学ぶというのが普通です。
そして、それ以外の形態については、まだ浸透していないかもしれません。
しかし、現材はYouTubeのキッズ系チャンネルが流行っており、YouTubeに慣れている子供達が大きくなった頃には、大きく世の中の価値観が変化している可能性があります。
もしかしたら、その動きはすでに始まっているのかもしれません。