私の勤務校では、委員会や職員会議の議事録は保存しておくだけです。
保存以外に利用されることは、ほとんどありません。
googleのG Suite は学校現場では、非常に便利な道具だ。現在、私が利用しているものはドライブだ。ドロップボックスやエバーノートなども良いのだろうが、私の職場はgmailを全員持っている事を考えると便利だ。機能が多すぎて使いきれないぐらいだ。
— manabinoheya (@manabinoheya) 2019年11月19日
しかし、教育課程に関する会議などは、その場限りのものではありません。
各学校で歴史を積み重ねてきたものです。
民間企業でも同じですよね。
それが、一部の声の大きい人のあやふや記憶で
様々な決定がなされていきます。
危険です。
議論の内容があやふやなだけではありません。
脱線するのです。
委員会の議事録が共有されていれば
職員会議もいきなり議論のど真ん中から進められるはずです。
会議の時短にもなります。
当たり前といえばそれまでですが
それができていなかったのです。
驚きですよね。
だから委員会で議論された内容が、職員会議でも繰り返されます。
良く考えれば、重要な内容だから繰り返し議論されるのでしょう。
でも、無駄ですよね。
無駄。
ひどい時になると、結論が出ないから
次回までに考えておいて下さいとなります。
えっ!
結論出さないの⁉︎
更にひどいと、次の委員会では前回の議論の回想から始まります。
思い出されるまで、ひどく時間がかかります。
議論が深まらない、進まない、結論が出ない。
私の職場ではよくあります。
そこで!
会議の議事録をPDFにし、全職員に配信をするのです。
当たり前なことですいません。
でも、この当たり前の事が出来ていないのです。
今回、議事録をPDFで配信してみました。
誰も読まないかと思ったら
反応がありました!
事前に議事録を読み、自分の担当部署の資料を修正してくれました!
凄い!
凄すぎる!
小さなことですが、仕掛けに対し反応があるのは嬉しいものです。
小さな改善を積み重ねていきたいです。