教育を学校現場からアップデートする! 〜manabinoheya 〜

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SDGs【持続可能な開発目標】を総合的な探究の時間で学ぶ 

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今年度から総合的な探究の時間を始めました。

準備は昨年度より行いました。

テーマとしては、SDGsの17の目標を参考にしながら、自分たちの身近な課題を解決するという計画をたてました。

テーマとしてはよかったのですが、教員がまだまだSDGsに対しての理解が深まっていないのか、現在のところ、総合的な探究の時間は苦戦しています。

そこで、冬休みを利用してSDGsについて勉強したいと思います。

 

 

SDGs【持続可能な開発目標】とは

SDGsとは、世界中のすべての人が目指すゴールです。

 

「17の目標」「169のターゲット」からなりたっています。

https://www.unic.or.jp/files/sdg_poster_ja.pdf

この目標には時間が切られています。 

2030年のゴールです。

 

あと約10年後です。

現在の、中高生が大人になり、社会の一員として活躍しはじめた頃です。

世界中の人の目標であり、多くの世代、いや全ての世代に渡る目標ということです。

 

 Sustainable(サスティナブル:持続可能な)

 Development(ディベロップメント:開発)

 Goals(ゴールズ:目標)

 

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます(日本の取組(PDF))。

【外務省HPより】

 

5つの特徴

普遍性 先進国を含め,全ての国が行動

包摂性 人間の安全保障の理念を反映し「誰一人取り残さない

参画型 全てのステークホルダーが役割を

統合性 社会・経済・環境に統合的に取り組む

透明性 定期的にフォローアップ

 
 

17の目標とは 

 1 貧困・・・貧困をなくそう 
 2 飢餓・・・飢餓をゼロに
 3 保健・・・すべての人に 健康と福祉を
 4 教育・・・質の高い教育を みんなに
 5 ジェンダー・・・ジェンダー平等を 実現しよう
 6 水・衛生・・・安全な水とトイレを 世界中に
 7 エネルギー・・・エネルギーをみんなに そしてクリーンに
 8 成長・雇用・・・働きがいも経済成長も
 9 イノベーション・・・産業と技術革新の 基盤をつくろう
10 不平等・・・人や国の不平等を なくそう
11 都市・・・住み続けられる まちづくりを
12 生産・消費・・・つくる責任 つかう責任
13 気候変動・・・気候変動に 具体的な対策を
14 海洋資源・・・海の豊かさを守ろう
15 陸上資源・・・陸の豊かさも守ろう
16 平和・・・平和と公正を すべての人に
17 実施手段・・・パートナーシップで 目標を達成しよう
 

最後に

17の目標は、国や地域によって捉え方は様々だと思います。
 
例えば、2番目の「飢餓」は日本ではなかなか現実味に欠けるものです。
 
いかに自分のこととして捉えることができるのかが大切です。
また、自分では理解しているつもりでも、理解仕切れていないところもあります。
 
これを、総合的な探究の時間を中心にして、高校生に自分のこととして理解できるような環境をつくっていきたいと思います。
 
そのためにも、まず教員が深い理解をすることが必要です。
少しずつ勉強してきたいと考えています。