「良薬は口に苦し」
ことわざを一つだけ言ってみて
という問いに最も多く出てくるもののひとつですよね。
みなさん薬は好きですか？
我が家の子ども達は大好きです！
不思議です。
〔目次〕
私は薬が嫌い
私は薬が嫌いです。
注射されるよりはいいですが........
錠剤はのどに引っ掛かる気がします。
粉薬は飲みやすいけど、苦いですよね。
私はこの苦い粉薬が嫌いです。
何故って？
純粋に苦いからです。
水で流し込もうとしても苦味の伴った粉が、舌にまとわりつく感じが嫌いです。
我が家の子ども達は薬が大好き
でも、我が家の子たちは、きちんと薬を飲みます。
「液体の甘いやつでしょ」
いえ、違うんです。
粉の苦いやつ。
そう、私の嫌いな粉薬です。
しかも喜んで飲みます。
野菜は何だかんだ理由をつけて食べるのを拒みます。
きゅうりとトマトは大好きですが
野菜は全般的に食べたがりません。
よくある子ども達の姿です。
でも、飲むんですよね。
苦い薬を。
ご飯が出来て、呼んでも返事すらしまえん。
でも「薬だよ」と呼ぶと「はーい」と大きな返事。
二人とも走ってきます。
自分から進んで。
薬と水の準備が出来ていないのに
二人とも大きな口を開けて待っています。
まるでお腹を空かしたひな鳥状態です。
私が粉薬を入れ終わるまで口を大きく開けています。
ご飯は欲噛みもしないくせに、薬はよく噛みます。
もちろん噛む必要などありませんが。
なぜ苦い薬を喜んで飲む？
体が強くない
私の二人の子ども達はあまり体が強くありません。
それぞれ何度も入院もしました。
とは言っても、元気に保育園に通っています。
ただ、二人とも喘息です。
季節の変わり目は調子悪くなります。
低気圧も苦手です。
子ども達の呼吸を観察していると、低気圧がくるのが予測できます。
まぁ、かなり適当な予報ですが。。。
私は小児喘息
私も小児喘息でした。
だから、喘息の辛さは解ります。
苦しいんですよね。
喘息の発作を起こした私を見ると
「変わってやれるものなら、変わってやりたい」
と母がよく言っていました。
その気持ちが今、良くわかります。
発作を起こしている本人が一番辛いんですが、見ているのも本当に辛いです。
何もしてあげられないんですよね。
夜中に発作が起きると。。。
それはもう、焦ります。
こちらが生きた心地がしません。
それは多少オーバーかもしれませんが、寝られません。
薬を飲むと
薬を飲むと症状が良くなります。
側で見ていてもわかります。
呼吸の音が違います。
薬が効いているのがわかるんですね。
幼い子ども達も、喘息が苦しいことは解ります。
そして、薬を飲むと症状が和らぐことも。
だから飲むんですね。
当たり前の話です。
わかると面白い
「勉強なんてつまらない」
子ども達からよく聞くセリフです。
つまらないのは勉強ではなくて
「わからないこと」がつまらないのですね。
「勉強しなさい」
お母さんが子どもい言うセリフの一つです。
勉強したくないのは、決して怠けではなく
「わからない」からなのです。
「楽しい」ことがわからないのです。
楽しいと勝手に勉強する
好きな事に没頭すると、時間を忘れます。
この時は、やらされているのではなくて、自分で進んで行っています。
やらされた事は、没頭できません。
没頭できる教材の準備をしなくてはなりません。
苦い薬も効果があると解っているから
自ら進んで飲みます。
自ら学びたくなる様な教材の提供や
その勉強をする事が、どの様に世の中を変えることができるのか
などを子ども達に教えてやらなければならない
という事に気づかされました。
子ども達ありがとう！
