教育を学校現場からアップデートする! 〜manabinoheya 〜

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定期考査の必要性について議論になった

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職員会議で定期考査の回数について議論になりました。

麹町中学校の実践例の影響です。

定期考査の回数の議論は、改革に対する潮目の変化を感じます。

 

 

3学期制の是非について議論をした➡️2学期制を検討?

次年度の行事予定を考える季節になりました。

 

始業式・集合式はもちろん定期考査や文化祭・スポーツ大会などの

学校行事といったものを決めてから

その他の行事を決めていく予定です。

 

今年度の予定と同じものを同時期にはめ込み

それをもとに各行事について各部署で

必要性や実施時期などを検討していきます。

 

1学期は忙しい

年度の初めはとにかく予定がビッチリです。

毎日何かしらの行事があります。

 

始業式、入学式から始まり

各クラスの役員決めから委員会編成

部活動編成、身体測定などの保健関係の検査など

あげればキリがありません。

 

ゴールデンウィークが明けると部活動の大会が続きます。

 

中間考査、期末考査の定期考査を考えると1学期は終了します。

 

そうするとすぐに夏休みになります。

 

 

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2学期に行事が多い➡️行事の精選

私の勤務校は2学期に修学旅行があります。

その他にもインターンシップ、文化祭、スポーツ大会

芸術鑑賞教室などの学校行事があります。

また各学年や部署においても講演会や進路関係の行事があります。

 

行事でパンパンです。

 

隙間がありません。

 

そこに2回の定期考査が入ります。

行事の精選と工夫に対する議論がなされました。

 

前年までのものと同じ事をやらなければならないという空気が和らいできました。

 

二学期生の議論

中間考査を廃止

 

などの意見が出てきました。

職員会議においてです。

 

前進です。

 

3学期は入試や卒業式があります。

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定期考査を無くす➡️中間考査は統一で実施しなくても 

定期考査を中間・期末合計5回行う➡️「試験ファースト」

私の勤務校においては5回の定期考査を実施することは

内規に明記されています。

これを変えれば定期考査を無くすことができそうです。

 

5回の定期考査により授業時数が平均化されます。

試験範囲という観点で見ても平均化されるメリットがあります。

 

しかし、時間に合わせなくてはならないため

試験範囲が中途半端になることがあります。

 

単元の区切りをよくしようとすると

大切な内容であっても駆け足で試験範囲を終えます。

 

生徒ファーストではなく「試験ファースト」状態です。

 

 

定期考査の意味

評価を出すための定期考査となっている側面があります。

私の勤務校は中間考査が3日間、期末考査が4日間です。

 

年間合計18日間の定期考査。

 

年間の授業数が約200日である事を考えると

授業の1割弱は定期考査に当てられています。

 

年3回の定期考査だと試験範囲が長くなり生徒の負担が大きくなります。

しかし、授業時数は確保することができます。

 

定期考査は生徒の学習状況を確認するものです。

教員が評価するためのものではありません。

 

 

試験中の部活動の制限は教員が休みをとるチャンス!

試験の1週間前から定期考査終了までは部活動が制限されます。

土日に休みをとるチャンスとなります。

おかしな話ですが.......

 

試験中は教員も土日に休みやすくなります。

最近は部活動のガイドラインが出来ているので多少変わってきていますが

部活動顧問の視点ではプライベートの時間を作りやすい期間です。

 

貴重です。

 

試験問題の作成や採点そして評価は大変です。

 

でも授業がストップする事を考えると

気持ちは少し楽です。

個人差はありますが。

 

 

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評価方法の検討から授業内容の検討へ〜新学習指導要領のもと新教育課程を検討する〜

 

前例を踏襲して学校運営を行うことが多いのが事実です。

前例をよく調べてみると、何の根拠のないものもあります。

でもなかなか止められない。

これが現場です。

 

評価方法を再検討し、新学習指導要領のもと教育課程を編成します。

その際に定期考査について議論していきたいと思います。

 

 

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