印刷と帳合からの解放
職員会議の資料の印刷と帳合から解放されました。
これだけでもかなり業務量が減りました。
原稿が揃っているのか、順番はどうかなどの心配はもうありません。
各自がPCに資料を保存しておくのです。
先生方はよく受け入れてくれたなと思います。
感謝です。
各自が会議資料を事前に読み込む
どれだけ読み込んでくれたかは分かりませんが
資料を配布しない事に対する反発はありませんでした。
良い意味で予想外です。
揉めると思っていました。
しかし、意外にスムーズに進みました。
おそらくこれも習慣です。
このプロセスが当たり前になれば大したことではありません。
また、事前に会議内容が分かり、質問や意見をまとめてあります。
そのまとめに何も記入されていないということは
原案に賛成という事になります。
事前に資料を読んでいなければ、発言権ができません。
勿論、このシステムにはメリットとデメリットがあります。
デメリットに着目し、新たな試みを行わないのではなく
小さく始めてみると何かが変わるのですね。
小さな積み重ねを大切にしたいです。
質問・意見シートで議論に集中
質問・意見シートを会議前に作成し、共有してありました。
資料を読んでいないと会議について行けません。
ある若手職員が
「資料を配付しない方が、みんな資料をよく読みますね」
という感想を話してくれました。
その通りです。
なんでも親切に準備すればいいわけではないのです。
授業も同じです。
すべて寸分の狂いもなく説明することが
必ずしも良い説ねいではないのと同じです。
主体的に会議に臨んでもらうためにも資料を配布しないのはよのかもしれません。
最後に
会議のペーパーレス化はまた、始まったばかりです。
印刷・帳合の作業が無くなったのは大きなことです。
しかし、本当の収穫は、先生方が、事前に資料をよく読んでから会議に臨むということです。この小さな積み重ねを続けていきたいと考えます。