高校で新教育課程の編成は進んでいるの?
新学習指導要領のもと、教育課程表を編成する作業に入りました。
他の高校は進んでいるのでしょうか?
先月、各教科にお願いし「単元配列表」を作成してみました。
目的も曖昧なまま、見切り発車して作成しました。
単元項目を並べた教科、作品名を書いてきた教科、......
先生方も近い道に戸惑っていました。
カリキュラム・マネジメントとは
文部科学省の資料を用いながら「カリキュラム・マネジメント」の概要について説明しました。
私の説明が未熟だったせいか、重い雰囲気が流れました。
その中で出てきた意見は、
「そんなの義務教育だからできるのだ」
「専門性が高い高校では無理」
「そもそも単元配列表なんて意味ない。不要だ。」
散々でした。
予想はしていましたが、これからの道のりの厳しさを感じました。
また、説明する自分が、まだはっきりと理解していない事も大きかったのでしょう。
授業と同じですね。
半歩前進
しかし、前進した事もあります。
それは先生方が賛成こそしないものの、反応を示してくれるようになった事です。
少し前は、関心すら示してくれない人がかなりいました。
しかし、納得は行っていないものの、自分事として捉えてくれるようになってきた人が増えてきました。
そもそも「単元配列表」の作成を、渋々でも協力してくれたことを考えると、既に前向きに捉えてくれていたのかもしれません。
私が考えている以上に、前向きな職場なのかもしれません。
今後に向けて
熱い議論の場を増やし、互いの考えを共有していきたいと思います。
充実した教育課程の編成は、より良い学校へと繋がるはずです。
少しずつ、着実に前進させ、魅力ある学校作りをしたいと思います。