電子書籍と紙の本。
一長一短があり、好みと目的よるというのが結論です。両方ともに利用してみて長所と短所を私の経験を時系列順に述べてみたいと思います。
電子書籍のちょっと便利な利用法を紹介します。
目 次
#1 本を自炊した
私は本を捨てられません。
特に大学入試問題の資料や専門書、教科書、参考書は特になかなか捨てられません。しかし、本は重い上に、整理する場所を確保するのに苦労します。そこで....2011年にスキャナと裁断機を購入し、自炊を始めました。数学の専門書、教科書、参考書だけでなく小説や雑誌に至るまでとにかく
裁断➡️スキャナ➡️PDF化➡️ファイルの整理
この作業をひたすら繰り返しました。この作業が意外に大変でした。
#2 自炊したデータは検索が大変
自炊作業が大変な割にあまり利用しませんでした。
当時、購入したばかりのiPhoneで家、学校、出張先でも本や資料を活用する予定でした。しかし、自分の欲しい資料や本の中のデータを検索するのが大変でした。
結果としてあまり活用しきれず、次第に利用しなくなりました。
#3 紙の本へ【基本編】
入試問題の検索にはデータベースソフトを用いて検索する事もあります。しかし、問題のセレクトや付箋の活用そして本への書き込みは紙の本の方が使い易い。PDFのデータを電子データのまま加工し、ワープロに貼り付け、プリントを作成することもしました。しかし、資料をコピーし切り貼りする方が私には向いていました。
#4 電子書籍を使ってみた【基本編】
ネットを利用しアマゾンで次の日には目的の本が家に届きます。非常に便利です。専用端末を用いなくてもアプリを用い、スマートフォンやタブレットで本を読む事が出来ます。更に、どうしても今この本が読みたいという時に、ダウンロードすればその場で目的の本を読む事が出来ます。めちゃくちゃ便利です。しかもスマートフォンやタブレットに全部入っている。本という物質的概念が崩れます。ただ、紙の本みたいに、誰かに「これ読んでみて」と本を貸す事が出来ないというのが不便といえば不便です。シェア出来ないのはちょっと残念です。
#5 電子書籍を使ってみた【応用編】
私はApple製品が大好きです。当然、タブレットはiPadを使っています。昨年の春に「Apple Pencil」を購入しました。iPadはマルチタスキング機能を用いることで、画面を分解して2つのアプリを同時に表示したり、アプリ画面上に他のアプリを表示して操作することが出来ます。これによりiPadの画面の左半分でKindleで本を読み、右半分でGoodNotes4(手書きでノートとるアプリ)とApple Pencilでメモを取るという使い方をしています。
これはかなりおススメです‼️
本は全て電子書籍にしようかと思った程です👍
#6 紙の本へ【標準編】
KindleとGoodNotes4とApple Pencilの活用も非常に便利ですが、本にメモや気付きを直接書き込むというシンプルで古典的な読書に行き着きました。自分の記憶に残りアウトプットに繋がる方法はこの方法です。結局、電子書籍でも紙の本でも状況や目的によって使い分ける事がより良い選択という事になります。
皆さんいかがでしょうか。