教育を学校現場からアップデートする! 〜manabinoheya 〜

変化の激しい時代。子供達の幸せのために、学校現場から教育をアップデートします!

「0学期」のアクティブな取り組みで、授業と業務のアップデートする

明けましておめでとうございます🎍


 2019年1月1日にブログのリニューアルと更新を行おうと準備してきましたが、本日になってしまいました。今年は頻繁に更新し、アウトプットしていきたいと思います。

 

今年もよろしくお願いします。

 

いわゆる3学期は入学試験、卒業式、年度末処理とミスの許されない業務に加え、新年度準備と忙しい学期です。これは2期制においても同様です。昨年のこの時期を振り返りながら、

  「0学期」の効果的な過ごし方 

 について考えます。

 

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目次

新年度に向けて

受験生を抱えており、課外授業に明け暮れていました。進学者はAOを含めた推薦での進学者が多く、大学の一般受験者は少数だったので、比較的落ち着いた日々でした。

 

2月からは自宅学習期間に入り、自分の時間を持てる様になりました。そこで私が力を入れたのが

         読書を中心とした情報収集

です。

高大接続を含めた大学入試改革とアクティブ・ラーニングに関するものを多く読みました。

 

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大学入試改革

大学入試制度の変更は高等学校に大きな影響を与えます。今回の改革は共通一次試験が始まった時以来、約40年ぶりの大きなもので、社会の求めによるものです。大学入試センター試験の約30年間にも大学入試制度に変化はありましたが、限定的なものでした。センター試験自体は共通一次試験をリニューアルしたものであり、それ程大きな変化ではありませんでした。

       今回は変わります。

前回の大きな変化の際に高校現場で働いていた人達はもう少数です。この変化のをしっかり捉え、対応する必要性を感じました。

 

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アクティブ・ラーニング

2022年度からの新教育課程(高校・先行実施を除く)は、「受動的な授業・学習」から「積極的・ 能動的な授業・学習」のアクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)への移行を目指しています。

      「どのように学ぶか」

今までの一斉授業をいかに良いものにしていくかしか考えていなかった私にとって新鮮なものでした。どのように対応するか研究を進めました。

 

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『学び合い』との出会い 

アクティブ・ラーニングについて調べていくと、上越教育大学教職大学院の西川純教授の 『学び合い』に出会いました。教師が教えず、生徒たち自ら学び、互いに教え合う授業スタイルに衝撃を受けると同時に大きな魅力を感じました。しかし、このスタイルが自分の勤務校で受け入れられるかわかりません。だからこそ、『学びい』について、西川先生の書籍を読み漁り、自分なりに研究を進めました。そして社会からの教育に関する要求と将来の教育を発展させるために『学び合い』は必要であると判断し、新学期からの授業に向けて準備を始めました。現在、私の全ての授業で『学び合い』を実施し、自分の授業改革の一歩を踏み出しました。

 

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行動する事 

『学び合い』の実施は私にとって大きなチャレンジでした。今まで積み上げてきた自分の授業スタイルを捨て、新たなステージへと歩を進めたからです。しかし、いくら研究を進めても知るだけでは何も変わりません。実践することによってのみ具体的な結果がついてきます。それもこの時期に新学期への準備を始めたから実践出来たのだと思います。

 

今年も良い1年にしましょう。