定年は何歳になるのでしょうか?
「高年齢者雇用安定法」の改正案が通常国会に提出されます。
60代の働き手を増やすそうです。
少子高齢化は社会の仕組みを大きく変えようとしています。
「生涯現役」という時代がすぐそこまで来ているのかもしれません。
定年退職の年齢は引き上げられるのか【高年齢者雇用安定法改正】
「高年齢者雇用安定法」の改正案が通常国会に提出されます。
これだけだと、意味がよくわかりませんよね。
要するに
「高齢者は年金を支給されるまでどうしたらいいの?」
という問いに対して
「意欲と能力に応じて働き続けやすい環境を整えてくださいね」
と企業側へ要請するものです。
そもそも、「終身雇用はなくなるのでは?」と思いますよね。
年功序列がなくなり、終身雇用もなくなる。
そうすると、そもそも「定年退職」という考え方も無くなりそうです。
つまり、国民に向けて
「生涯現役でいて下さいね」というメッセージだと考えるべきなのではないでしょうか。
企業は60代の高齢者を雇用し続けられるのか
大手の企業では、45歳をラインにして、リストラが進められています。
黒字なのにも関わらずです。
高齢者の中には経験や技術を持っている人も多く、企業側は雇用を続けたいという高齢者多いことでしょう。
熟練した技術者は一朝一夕には育成できません。
技術者は、海外の企業にヘッドハンティングされてしまうこともあります。
お客さんをたくさん持っている高齢の営業マンもいるかもしれません。
一方において、会社側からすると早く辞めてもらいたい人もいるはずです。
そのような環境の中で、私たちはどのようにしたら生涯現役でいられるのでしょうか。
もちろん、早くリタイアできる環境を作ることの方が良いのかもしれませんが・・・。
生涯現役でいるためのスキルとは
将来、年金をもらえない場合に、どのように生活していくのかみなさんは考えていますか?
将来のことばかり考えて生活するのもどうかと思います。
そこで、生涯にわたり社会に貢献できるようにするにはどうしたら良いのかを考えると良いのではないでしょうか。
いつまでも社会に貢献できることは素敵なことです。
定年退職すると、社会から必要とされていないような感覚に陥るとよくききます。
私は教員になる前、民間企業に勤めていました。
会社を辞め、しばらくの間、無職の期間がありました。
目的を持ち、準備をしていると自分ではわかっていました。
もちろん周囲も理解してくれていました。
しかし、無職であると自分は社会から必要とされていないのではないかと考えてしまうのです。
定年退職をし、生活に不自由しないとしても、社会から必要とされないというのは寂しいのではないかと思います。
社会から必要とされるスキルを得るためには、職場で与えられていることをこなしているだけでは身につきません。
任されている仕事に対しても、常にプラスαの付加価値をつけて取り組む意識を持つと良いのではないでしょうか。
企業が了承しているのであるならば、副業を始めるのも良いのかもしれません。
また、副業を認めるような会社でないと、これからの社会で生き残れないでしょう。
社会にどのように貢献していくのか。
今後の課題です。