『社会との関わりを密にする』
これは新学習指導要領の方針の一つだと理解しています。
「総合的な探究の時間」は高校にとって学校を改革大きなチャンスではないでしょうか。
魅力的な改革を進める為には、生徒、保護者そして地域社会のニーズを掴むことが重要です。
地域社会においては地元の高校に期待する事が必ずあるはずだと考えます。
そして地域社会と連携するならば両者にとってwin-winの関係作りが望まれます。
地域社会が望むものは何でしょうか?
例えば
①地元企業の働き手の供給
②地元活性化
③地元を支える人材の供給
など様々だと思います。
①地元企業の働き手の供給
特に都市部以外の地域では大きな課題です。後継者がいない事による黒字倒産も多いと聞きます。また、仕事を受注したくても人手が不足している為に仕事の依頼を断る事もあらそうです。そしていざ若手を採用出来たとしても直ぐに辞めてしまう事が多く、しっかりとしたマッチングが必要です。
②地元活性化
若者が流出すると活気が無くなります。子育てにはお金がかかります。普段、財布の紐が固いお年寄りも、孫の為には驚くほどお金を使います。
③地元を支える人材の供給
様々な公共サービスの維持にはお金も必要ですが、何より人手が必要です。
それらの中でも私は 「子供の面倒は誰が見る?」というところに注目しています。
何故なら、その解決に大きな可能性を秘めているのが高校生ではないかと思います。
高校生の若くエネルギッシュな力は子供達と関わるのに適しています。
子供達にとっては遊びの先輩です。
しかし、子育ての経験はありません。
そこで、経験豊富なお年寄りとのコラボが考えられます。
「高校生」✖️「お年寄り」
素敵な掛け合わせだと思いませんか?
社会的な課題解決に貢献出来そうな気がしています。