トヨタがWoven City(ウーブン・シティ)と呼ばれる実験都市を開発することを発表しました。
プロジェクトの名は「コネクティッド・シティ」といい、静岡県裾野市の東京ドーム約15個分の工場跡地を利用するそうです。
このプロジェクトの話から感じることを書きます。
当然ですが、トヨタは自動車メーカーです。
創業当時が織物メーカーでしたが、現在は世界を代表する自動車メーカーの一つです。
2020年3月期の連結純利益は前期比19%増の2兆2500億円を見込んでいます。
利益が2兆円越えですよ!
こんなに儲かっている企業が、新たなプロジェクトを行うわけです。
しかも未来のまちづくりのための実証都市を作るのだそうです。
必死ですよね。
自動車だけでは生き残れないというメッセージを感じます。
少し前に、トヨタは新規採用の半数を中途で採用する方針だというニュースがありました。
今のままでは生き残れないというわけです。
ダーウィン は
「最も強い者が生き残るのではない。
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」
と言いました。
トヨタは変化という波に乗ろうとしているのだと思います。
さて、教育は「変化」という大きな波に乗れるでしょうか。