『学び合い』を始め、半年あまりが過ぎました。以前まで行っていたの一斉授業での気づきより、多くの気づきを得ています。一方で、教員は話好きです。話したいのに我慢しなくてはならないのは少し辛いです。最近、「より生徒に理解してもらいたい!」という思いから、知らず知らずのうちに、私の「説明」が多くなっていました。無意識のうちにです。ふと気づくとT2の先生も熱心に教えていました。親切に説明すればするほど、授業に活気がなくなってきます。
習慣とは恐ろしいものです。
生徒の主体的な学びの場を奪っていたのですね。すぐに気づくことができて良かったです。
先日、このブログでも書きましたが、プリントまでも親切に作成してしまいまいした。ゴールまでの道筋を、生徒達が自ら見つけることが大切なのですよね。
「自分ができることが目標ではなく、全員が達成することが目標だよね」
「A君に聞いてみたら」
友達への説明に詰まってしまった生徒に対し
「理解したつもりでも、できていなかったことに気づくことができて良かったね。この気づきは、1題問題が解けるようになるよりも価値あるよね」
生徒達に話しているようで、自分に話しているようでした。生徒達に「自分の言動を客観視しようね」と話している自分が情けないです。
授業を客観視することは重要ですね。