皆さんの勤務校の金庫には何が入っていますか?
先日、とある業務で金庫を開ける機会がありました。
書庫にある金庫は2つ。
この金庫を開けるには、教頭から金庫の鍵を借り、事務室で書庫の鍵を借りなければなりません。厳重に管理しています。
その中は
入試関係の資料と指導要録、除籍簿が入っていました。
入試関係の資料はわずかでした。
しかし、、、
要録の保存期間は20年、除籍簿の保存期間は5年のはずなのに・・・
(自治体によって異なる?)
指導要録は昭和から、除籍簿に至っては戦前からのものが保存されていました。
保存しているというより、捨てられないというのが本当のところでしょう。
戦前の指導要録などは史料としても貴重に思えます。
しかし、処分して良いものです。
もし、不要なものを処分すれば金庫の7割ぐらいは空きスペースになります。
自動車のハンドル、パソコンのメモリそして我々の業務も「あそび」が必要です。
学校は新しいことを始めても、今までやってきた事を止められません。
業務量ばかり増えていき、肝心なことに時間とエネルギーをさくことができず、多忙感と疲労感ばかり溜まります。
この金庫の中を見たときに、学校の状態を表していると感じました。
「働き方改革」
まずは、身の回りのものを思い切って断捨離することが、はじめの一歩なのかもしれません。