現場でのアクティブラーニングの認知度はどれほどのものなのだろうか?新学習指導要領については一応の理解はあるだろうが、どれほど本気で取り組むべきものなのか、反応は様々である。特に、ベテランで、実績もある程度残していたり、自分の指導法に一定の、満足感を得ている人はどうだろうか。教え子達と昔話に花を咲かせ、昔の良き時代を懐かしむ人たちにとってアクティブラーニングはどのようにうつるのであろうか。
今の若い人は、このように指導法も自ら確立できず、国の敷いたレールに乗らないと授業もできないのかなどという感覚の人もいるのかもしれない。全校的に全国的に必要性を理解し、皆で取り組むことは大変そうである。また、学校側が積極的に進めても、保護者やその家族の受け入れも心配である。
しかし、これだけテレビや新聞で話題になると、保護者側は、自分の子供達の将来が保証されるのであるならばと、結果が出れば受け入れも早いと思われる。やはり厄介なのは現場の教員であるような気がする。教員というのは、社会の感覚とずれることが多い。学校の常識、社会の非常識はよくあることである。
教員、学校の意識改革はどのように進めれば良いのであろうか?